tk8948’s diary

海外経験無し、体育会出身の総合商社勤務、アラサー(今年29歳)。2020年秋入学の米国MBAを目指します。

近況(MBA受験延期、海外駐在Start)

前回更新から早半年が経ってしまった。その間、中々に激動の日々を送ったので、備忘録としてしたためておきたい。

 

元々は、アメリカ西海岸のMBAの20年9月入学を目指し、準備を進めていた。TOEFLは足掛け1年半で、96点まで伸ばす事が出来た。一方、昨年12月頭に初受験したGMATはなんと500点に届かず惨敗。正直、1月の2nd Roundでの出願は絶望的だなと思っていた。

そんな最中、昨年12月半ばに米国NY駐在の話を戴いた。正直、これまでの努力を考えると手放しで初めは喜べなかったが、純粋にアメリカという環境で(日本企業の100%子会社という位置付けではあるものの)働く経験が出来る事、そしてその中でアメリカのカルチャーやそこに住む人々の国民性を知る事が出来る事、これらは今の自分にとって掛け替えのない経験になるのも事実。辞令を受け、3月から駐在をスタートしている。

 

元々、僕がMBA受験を志したのは理由があった。実は妻が一昨年から一足先にアメリカ駐在になっている。今後の夫婦のあり方を考える上で、何年も離れて暮らすのはやっぱり非常に難しい。そうすると自分が仕事を辞めてついて行くほか無い。一方、仕事自体はその直近に異動が有り、とても充実していた。自分なりに腹落ちして納得出来る理由を持ってついて行かないと、いつか辞めた事を後悔して妻とぶつかってしまうかもしれない。そんな事をウダウダと考えていった結果、そうだMBAに行こう!というシンプルな考えに至った訳だ。

 

兎にも角にも、「アメリカに来る」という大前提は予期せぬ形でクリアしてしまった訳だが、今後の自分のキャリア、そして一人の人間としてのLife planをどう設計して行くか。これはずっと自分への禅問答として考えていかなくてはいけないと思っている。

元々大層な野望も、明確なビジョンも無いままMBA受験を志した僕だったが、進める過程で今までの自分では知り得なかった気づきや、新しい繋がりが沢山あったように思う。

+ 自分でキャリアを選択出来るようになっておく必要性

+ 世界には本当に沢山の優秀なライバルがいる、そして彼らと仲間にもなれる

+自分が見た事のない世界が、世の中には沢山ある

+人生で最初で最後(多分)の、死ぬ気で勉強出来る機会

上に挙げたようなポイントが、MBA受験を進めて行く中で自分の中に素直に湧いた感情だった。これ、どうしよう。この感情をそのまま置いていたら、いつか歳を取った時に後悔するんじゃなかろうか。

恐らく駐在期間は2年強、そうなると帰国時には31歳。もう良い歳です。

色々葛藤しています。今出来る選択肢としては、

⑴ NY駐在中にPart-time or Online MBA取得

⑵NY駐在から帰国後、会社を退職or休職してFull-time MBA取得

⑶転職(国内外問わず)

⑷そのまま今の会社を続ける

かな。⑴、⑵の場合はいずれにしてもテストスコアが必要になるから、勉強は継続して続けようかなと思っているが、以前のようにストイックにもなれない。。どこかで腹を決めて取り組まなきゃいけないんだとは分かっている。もっともっと自分の事を理解していかなきゃならないな。禅問答は、続く。